立ち入り禁止

2011年07月31日

先日は、朝から高原に行きました。
6月の末より、園内では、一部が立ち入り禁止となっています。
ハイキングや森林浴など、歩く事が目的で来られた一般の方などは、
「何処かに危険な場所があるのだろう」ぐらいに、思っているのかもしれません。
ところが、実際この措置の目的は、全く別の理由からなのです。
それは、ある鳥の営巣場所に、カメラマンが近づけないようにするための措置なのです。
園内では、数年前から毎年、ある鳥が営巣するようになりました。
そのため、園内にはこの季節、県内外から大勢のカメラマンが集まるようになったのです。
昨年まで、園内を管理していた方々は、大変なご苦労をされたようです。
そこで、昨年は撮影禁止に、今年はとうとう立ち入り禁止の措置が取られたのです。
写真を撮るなら、営巣場所より、むしろ少し離れた餌場で待っていた方が良いと思います。
ところが、多くのカメラマンは、営巣している巣穴の前に張り付いたまま動こうとしません。
数年前には、その異様な加熱ぶりが、新聞記事になったことがありますね。

写真は、今年は大勢のギャラリーのいない所で、無事に子育てできそうな、この鳥です。
どうか来年もやって来て、園内で子育てしてくれますように。

立ち入り禁止
アカショウビン


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Posted by ペコポン at 12:00 | Comments(2) | 野鳥
この記事へのコメント
きびしい自然界を生き抜いていく表情をしています。このようなすばらしい鳥が存在するんですね。クチバシが異常に大きいのは、食べる物が特別だからでしょうか。
Posted by かりん at 2011年07月31日 17:27
かりんさん、コメントありがとうございます。

全身が炎のように真っ赤で、しかも、とても希少な鳥ですので、
会えた時には、我を忘れてしまう気持ちも良く分かります。
まるで、プラスチックのようなクチバシで、20~30センチの岩魚も、見事に捕らえるようですよ。
残念ながら、私はそういう場を目撃した事はございません。
Posted by ペコポンペコポン at 2011年07月31日 21:16
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